◎ササラ電車77年ぶりに東京へ里帰り |
函館市交通局の除雪車「ササラ電車」が今夏、77年ぶりに東京に里帰りすることが決まった。昭和初期に東京市電気局(現東京都交通局)の車両を購入し、除雪用に改造されたササラ電車は、国内で稼働している現役最古の都電車両。今年の都交通局100周年記念事業の目玉として展示する予定で、函館市交通局は「全国に函館のPRやイメージアップができれば」と期待している。 |
◎現職、新人2氏 三つどもえ…福島町長選告示 |
【福島】任期満了に伴う福島町長選が11日、告示された。新人で前議長の溝部幸基氏(63)、新人で前町議の佐藤卓也氏(49)、現職の村田駿氏(65)=いずれも無所属、届け出順=の3氏が立候補を届け出た。1991年以来20年ぶりの選挙戦は、三つどもえの戦いとなった。また、同日告示された町議補選(欠員2)には2人が立候補し、無投票で初当選を決めた。町長選の投票は16日で即日開票される。 |
◎函工3年・惣蔵君「応用情報技術者試験」合格 |
函館工業高校の惣蔵勇亮君(情報技術科3年)が、昨年10月に行われた国家試験の「応用情報技術者試験」に合格した。全体の合格率は23%、高校生の合格者は全国で36人のみの難関。惣蔵君は「1年の時からがんばってきたことが結果につながった」と喜んでいる。 |
◎救急出動 過去最高1万4075件…市消防本部 昨年の概況 |
函館市消防本部は、昨年1年間の火災、救助、救急の概況を発表した。救急出動件数は1万4075件で、統計が残る1964年以降で過去最高を記録。一方、火災件数は大幅に減少し、建物火災、焼損床面積ともに過去最少となった。 |
◎声楽家・徳永ふさ子さんら4人が縄文時代の「楽器」で活動 |
函館市内在住の声楽家・徳永ふさ子さんら市民有志4人が、縄文時代に使われていたとされる「土笛」の複製を用い、音に対する先人の価値観を考えてもらう活動に取り組んでいる。音楽という概念のない悠久の大地に響いた音。徳永さんは「自然への祈りや感謝という精神性に満ちていたのでは。どうしたら幸せに生きられるか、今の私たちに学ぶものは多いはず」と力を込める。 |