| ◎候補者ポスター掲示場設置 |
函館市選管は２６日、衆院選道８区の候補者ポスター掲示場の設置作業を開始した。市内５０５カ所に順次設置する。 掲示板は縦９１㌢、横２㍍２７㌢。ポスターを張る１区画の大きさは４５㌢四方。道８区には現在４氏が出馬を表明しており、掲示板は８区画分の枠を設けている。 市選管は旧市内でシルバー人材センター、旧４町村で地元建設業者に作業を委託。旧市内では７区域に分かれ、市内各所で掲示板を取り付けた。市役所前の設置場所には、午後１時ごろから市選管職員立ち会いの下、鉄パイプで組まれた足場に手際よく板をくくりつけていった。 作業は１２月３日までに終える予定。 （千葉卓陽） |
| ◎トマトジュース好評「しみず農園」 |
【北斗】北斗市一本木の「しみず農園」（清水千万幸代表）が、今年から製造・販売するトマトジュースが好評だ。小売りのほか、１２月からは贈答用（５本入り）も登場。有機栽培トマトならではの安心感とおいしさで、着実にファンを増やしている。 昨年、加工施設を持つ同市内の農家２戸に頼んで試験的に作ったところ、いい出来で手応えをつかみ自社生産を決意。今年加工施設を整備して８～９月に１８０㍉㍑入り６０００本を製造した。 清水さんは大玉トマト「桃太郎」、ミニトマト「ティンカーベル」「アイコ」「ラブリーさくら」をハウス５棟（１６㌃）で全て有機栽培。ジュースは品質を保つため生食用と同じトマトを原料に使い、無塩で作る。糖度が高いのが特徴で、慣行栽培より大玉だと２度ほど、ミニだと２～４度高いという。 商品は「赤い畑シリーズ」として４品種、５種類を販売しており、それぞれの味を好むファンの口コミで人気が出ている。「ギフト販売も加わり年内には完売しそう」と清水さん。 ミニの商品は「水分が少ないので、どろっとしていてスプーンで食べられるジュース。子どもの離乳食にお薦めです」（清水さん）。 農園での直販はせず、コープさっぽろ函館地区店舗のほか、北海道うまいもの農園函館店（同市七重浜）、竹葉新葉亭（函館市湯川町）で扱う。既に来年分の注文が来ており、来年はハウスを増棟し生産量を拡大、清水さんは「今年の倍以上の本数を製造したい」と意欲的だ。 （山崎大和） |
| ◎心和ます大黒天 新村青年団が山車人形を新調 |
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【上ノ国】上ノ国の新村青年団（岩坂弘樹団長）が新調した山車人形「大黒天」のお清めが２５日、新村稲荷神社であり、「心和む表情のいい人形だ。大事に守りたい」と結束を誓った。 秋の例大祭で町内を巡行する山車人形で、この日の五穀豊穣を祝う新嘗（にいなめ）祭に合わせてお披露目された。費用は約２００万円で、宝くじ財団の助成制度の採択を受け、桐などを材料に江差町の「人形社」の西海谷望さん（５６）が３カ月かけて制作した。高さ２・３㍍×幅１・５㍍のサイズ。西海谷さんが手掛ける人形づくりは１２年ぶりだという。 新村の山車は２０年前に江差町から譲り受けたのを活用し、これまでの人形はわらで手づくりしたものだった。岩坂さん（４３）は「前の人形も粗末にせず、しっかり拝んで処分する」とし「みんなの協力で最高の人形を迎え入れることができたことに感謝したい。この人形も住民のつながりを深めてくれるはず」と声を弾ませる。 西海谷さんも「いつか必要とされる時が来ると思い、１０年以上前から桐を乾燥させて用意していた。縁があって新村の人形づくりに携われてうれしい」と話していた。 （田中陽介） |
| ◎ＳＬクリファン号１日から運行 ＪＲ北海道 |
「２０１２はこだてクリスマスファンタジー」（１２月１日～２５日）の開幕に合わせ、ＪＲ北海道は１日から、ＳＬクリスマスファンタジー号を運行させる。函館から大沼公園までを約５０分で結び、冬の景色を楽しむことができる。また、函館駅構内にツリーを飾るほか、ハンドベルのコンサートなどを開いてクリスマスのムードを演出する。 ＳＬの運行は今年で３年目。５両編成で列車内はクリスマスの飾り付けをする。運行は、１日から２４日までの土、日曜、祝日と２５日の計１０日間で、１日２往復する。乗客にはクリスマスカードのプレゼントもある。 下りは函館駅発が午前８時３５分と午後２時１１分。上りの大沼公園発は午前１０時１０分と午後３時４９分。１日は午前８時から函館駅で出発式、大沼公園駅では午前９時１５分から出迎えイベントを行う。ＳＬは全車席指定で、料金は片道１３３０円。子供は半額。 そのほか、２８日には函館駅構内にクリスマスツリーを展示し、コンサートを開く。１日午後１時４０分からは日本航空客室乗務員の「ＪＡＬベルスター」がハンドベル演奏を披露。また、５日午後４時５０分から遺愛女子高校のキャロリングコンサート、８日は遺愛女子中学校のハンドベルコンサートがある。 函館支社では「ＳＬと駅に飾るツリー、コンサートでひと足早くクリスマスの雰囲気を味わってほしい」とＰＲしている。 （松宮一郎） |