2012年8月13日 (月) 掲載

◎大門にビアガーデン、家族や仲間と乾杯

 大門地区を盛り上げようと、「大門ビアガーデンフェスティバル」が松風町のはこだてグリーンプラザで開かれ、連日、家族連れや仲間同士のグループでにぎわっている。16日まで。

 お盆の帰省客や観光客、市民にビアガーデンを楽しんでもらおうと、市内本町で飲食店を経営するサンズコーポレーションが初めて企画。函館市の第三セクター・はこだてティーエムオーなども協力した。

 会場には本町、五稜郭地区の飲食店が屋台を並べ、焼き肉や焼き鳥、ジンギスカン、カニみそ甲羅焼きなどを提供。来場者はのんびりとビールを味わった。

 同社の森祐仁マネージャーは「大門地区のイベントとして定着させるためにも来年は規模を拡大して開催したい」と話していた。時間は午後5時〜同9時。(松宮一郎)



◎盲導犬の役割学ぶ

 【北斗】盲導犬の役割を体験する「補助犬ふれあい教室」が12日、ダイエー上磯店(七重浜4)で開かれた。

 同店の主催。ゴールデンレトリバーの盲導犬1頭と、北海道盲導犬協会(札幌)の訓練員が参加した。

 冒頭で訓練員が役割について説明。「盲導犬は主人が階段やエレベーターなど目的地を指示すると、そこまで誘導してくれる。通行時に危険を察知すると命令に従わない」などと話した。

 その後、来店者が実際にアイマスクをしながら体験。名前を呼び「OK」と言うと犬が歩き出し、ハーネスをつかみながら一緒に歩行した。恐る恐る進む参加者をリードするように、しっかり誘導していた。

 実家が盲導犬になる前の子犬をボランティアで育てているという弘前市の主婦秋庭亮子さん(34)は実際に歩行を体験し、「訓練したら、こんな風に成長するのだと驚いた」と話していた。(後藤 真)



◎童謡歌唱コンクール道ブロック大会に島さんの教え子が出場へ 

 函館の声楽家、島聖子さんの教え子ら4組が8月25日、札幌で開かれる第27回全国童謡歌唱コンクール(日本童謡協会主催)道ブロック決勝大会に出場する。島さんは「大舞台で実力を出し切ってほしい」と期待している。

 表現や歌唱力などを競う同コンクールには「こども」(小学生まで)「大人」(中学生以上)「ファミリー」の3部門があり、ブロック大会で最優秀賞を受ければ11月の全国グランプリ大会に出場できる。島さんは門下生に予選のテープ審査受験を薦め、こども部門に佐藤優成君(6)と林美羽さん(9)、大人部門に寺井りりかさん(12)、ファミリー部門に武藤宏明さん(42)と祥子さん(32)夫妻、長女の妃音(ひなと)ちゃん(5)の出演が決まった。

 函館駒場小1年の佐藤君は2年連続の出場だが、「昨年は実力を発揮できなかった」と島さん。リズム感の良さを武器に「カンガルーのポケット」を披露する予定で、佐藤君は「楽しい気持ちで歌いたい」。道教育大附属函館小3年の林さんは初出場で、かわいらしい曲調の「たねまきちちんぷい」を歌うといい「見ている人を笑顔にさせたい」と張り切る。

 函館白百合中1年の寺井さんは4歳から島さんに師事し、過去4回ブロック大会に出場。4年前に優秀賞を受けるなど「音楽性豊かで力のある子」(島さん)という。寺井さんは「変声期だけど曲の背景を踏まえた演奏ができれば」と意気込む。

 昨年3月の東日本大震災の影響で福島市から函館に移住した武藤さん一家は、妃音ちゃんが今春から島さんに習い始めた縁で初出場。宏明さんは現在も福島で暮らすが、祥子さんは「離れ離れの私たちにしかできない演奏がある。親子の絆を歌に乗せたい」と話している。(長内 健)


◎お菓子食べて宿泊券当てよう、男爵倶楽部とペシェ・ミニョンがコラボ企画

 「HAKODATE男爵倶楽部ホテル&リゾーツ」(大手町22)は、洋菓子製造販売「ペシェ・ミニョン」(湯浜町4)と連携したキャンペーンを実施中だ。「ペシェ—」の新商品購入者のなかから毎月1組、同ホテルの宿泊券をプレゼントする。同ホテル木村太郎社長室長は「地場企業同士で結びつきを持ち、街の活性化にもつながれば」と話している。

 同ホテルの開設5周年とペシェ・ミニョングループの創業20周年を記念した企画。「ペシェ—」の新商品「じゃがBOY」の購入者に同ホテルの「ペア宿泊券」を毎月抽選1組にプレゼント。宿泊当日には同菓子店が運営するペイストリースナッフルスのケーキを部屋に届ける。

 「じゃがBOY」は男爵イモをたっぷり生地に混ぜ込み焼き上げたパウンドケーキ。ザクザクとしたフライドポテトをのせ、「心地よい歯ごたえと豊かな風味にこだわった」という。函館市内のスナッフルス各店と同ホテルで1箱4個入り630円で販売中。

 キャンペーンには同ホテルHPの問い合わせフォームか、はがきで応募する12月31日まで。ペシェ・ミニョンの松浦績取締役は「近郊のものを使うという同社のコンセプトにもぴったりあったお菓子。多くの方に喜んでもらいたい」とPRしている。

 同ホテルは男爵イモの生みの親、川田龍吉男爵の足跡をたどる男爵資料館(北斗市当別)の系列会社「男爵倶楽部」(函館)が経営する。節目の年を迎え、同菓子店に男爵イモを使った新商品の開発を依頼した。

 キャンペーンの問い合わせは同ホテル電話0138・21・1111。